part 1 ここです
part 2
展示会での最初の問題は写真撮影禁止でした。
がっかりして、私は芸術家と出展物の名前と看板の写真を撮る(覚えるために)許可を求めましたが、無駄でした。
また、ここにはあらゆるところにビデオカメラがあると警告されました:-\
じゃ、インターネットから写真をダウンロードします。
そして、展示品を見たとき、 何もわかっていないことが分かりました。 大学のコースを思い出しても、 役に立ちませんでした。その日には説明パンフレットもなぜか売っていませんでした。ガイドもいませんでした。どうしよう。ちょっと当惑しました。 本当に未知の世界にいるのだと気づきました。
展示館のインスタレーションは普通のものから成り立っていました。.文房具、ポリエチレン、塩...
でも、インスタレーションを見て、その普通の物は自分が今まで考えていた意味と機能を失いました。
自然の景色を見ているときは、それだけを楽しんでいます。直接的な知覚だけで十分です。 でも、芸術はわずかながら理解する能力が必要です。
仕方ありません。
ここでは、感情も論理も役に立たないと感じます。 今できるのは、見ることだけです。
アリスのように、ワンダーランドへ旅行に行きます。方位磁針なしで、 普通の世界に戻ることができるだろうか。
すべての展示品を紹介できませんが、いくつかのインスタレーションについて話してみます。
展示品
山本基。 迷路。
最初の旅行は、塩の迷路です。 非常に神秘的な、魅力的なインスタレーションです。 展覧室のほとんどは床が敷かれています。
でも、注意深くそれをみていても、それが何か分からないだろうと思っていました。この迷路で出口を求めて長い間さまよえます。
* 後でそのインスタレーションについてインターネットで少し読みました。
日本の葬礼では塩が使われます。 芸術家の妹は脳の病気で若くして亡くなりました。この迷路は追悼です。 そして、塩の迷路の作成は多くの時間がかかります(約9日間)。芸術家にとってその時間は瞑想のため、愛しい人と通信する機会です。このは過程は結果より大事なものなのかもしれません。
ワンダーランドの旅行は続いています。列車の旅です。
小さい物が大きくなる世界を見ていました。
Ryota Kawakubo. 10番目の感傷
https://www.youtube.com/watch?v=8EBF0qOKpns
影の投影です。
小さな電車は10分間暗い部屋を走っています。床の上にいろいろなものが置いてあります。
そのものというのは、紙バスケット、プラスチックの破片、鉛筆、洗濯バサミなどです。電車は移動して、交互にそれらを照らしています。壁に映し出されたそれらの影は、電車の窓から見た風景のような絵を出します。
Hiroaki Morita 時計回りに
この展覧室では時計を合わせることができます。
このビデオには床に家庭用品(文具、ライター、ねじ回しなど)が散らかっています。良く見ると、それは時計に見えます。
これらの物から数字が組み立てられました。毎分これらのものは移動して新しい数字が現れます。この時計は実時間を見せます。
この展覧室には時間が非常にゆっくり過ぎています。
ここには私にとって瞑想の部屋のようです。
*このビデオの音((移動している物の音です)も大事な意味があると聞きました。でも、それを上手に説明することができません。
大西康明. Reverse of volume.
このインスタレーションは山の救済のと雨の幻影のようです。山の散歩をしましょう。 しかし、この山は普通ではありません。 とおり抜けることができる山です。 雨に濡れません。*インスタレーションの名称について長く考えると、その概念がもっと分かりやすくなるかもしれません。でも私はまだ当惑しています。
Teppei Kaneuji
そして、雪に覆われた風景。 ロシアでは今冬ですね。物の冬眠ですね。
もう一つの変わった世界です。 ここでは物が自分の機能をまったく忘れたようです。ノドの地。
私は不思議な世界から出口を見つけることができない場合、ここにまた来て、深い眠りに入ったこの物と一緒に寝ます。
Kengo Kito "Hula hoops"
面白い虹ですね。この楽しい迷路をさまよっているのも面白いかもしれません。 蝶になれば・・・
*後で読みました。ここの部屋は虹でいっぱいに思えますが実際には空間の方が多いです。この部屋はHula hoopsで満たされているのではなく、空間で満たされています。
Suda Yoshihiro
全ての展覧室を使うインスタレーションがありましたが、 目立たない、見つけにくい展示品もありました。
廊下を通る時、窓枠との間に花があるのに気づきました。 それが何か特別なものだとは思わないで、ただそこを通りすぎました。
他の出展品と比べると、窓のうえに置かれた花はさりげなく見えました。
それも出展作品であったことに気づかなかったことが少し恥ずかしかったです。
"雑草"
これも出展です。
すべての出展の中で一番小さいかもしれません。 それを見つけるのは難しかったです。 最初は、看板で"雑草"という名称を読みました。 そして、周りを見回します。 何も見つけずにこの部屋を出ようとした時、それに気づきました。とても嬉しかったです。縁起がいい!と思いました。
小さな植物は人間の世界のコンクリート床から発芽しています。その植物はその石の世界で自分の生きる道を見つけました。
芸術家の意図が分からなくても、誰でも(私でも)それに個人的な意味を見つけられます。
この可愛い出展品は未知の世界の旅行や、神秘的な迷路からの私の出口になります。 見つけにくい小さなドアですが、自分で見つけることができれば、嬉しくなるでしょう。
アリスは、おなじみの世界に戻ります。
展示会は何も分からなかったけど、気に入りました。面白い旅でした。残念ながら、本当の展示会の概念を私は上手にあなたに説明することができません。まだ分からないことが沢山あります。
展覧会は2月まで続きます。また行きたいと思っています。その前にもう少し勉強しておきます。
サンクト・ペテルブルグに帰りました!
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展示会の写真はここから撮りました。
http://art1.ru/art/sovremennoe-iskusstvo-po-yaponski-ato/
facebookで私の訪れた展示の写真アルバムを見つけました。もしよろしければ、ご覧ください。
https://www.facebook.com/media/set/?set=oa.741909775824035&type=1
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