宮殿の橋の上に立って、月がエルミタージュの上に出るのを待っていました。
今日、スーパームーンという天文学的現象が起こります。 しばしの間、月は最も地球に近づきます。
この7月にもスーパームーンがありました。その時は、私は郊外にいて、それを見ていました。
今日は、月をサンクト・ペテルブルグの名所と一緒に写真に撮ろうと、街の中心部に来ました。
しかし、今は月が見えません。 時計を見ると、月がもっとも大きく見えた瞬間はもう終わったと分かりました。 それを見るために間違った場所を選んだようです。 もっと高い所を選べばよかったのになあと、思いました。でも夕日の街は、とても綺麗でした。
少し前にロストラの灯台柱の側にある売店で買った温かいお茶を飲みながら、 ネバ川の風景を見ていました。
この夏に起きたいろいろなことを思い出していました。
もっともはっきりしている思いは、「毎年、夏はサンクト・ペテルブルグで過ごしたい」ということでした。
夏には、ここからどこへも出たくありません。
私には、ここで過ごした日々が楽しかったのです。 特に、一人で街を散策していた時。
私は、友達と一緒に散歩するのも好きですが、そのときにはコミュニケーションを楽しんでいて街はただ背景のようになってしまいます。 一方で、一人でいるときには、街の雰囲気に溶け込むことができます。 私はこの夏の雰囲気が好きです。
それは、観光客が多くて、沢山のモートル船やスクーターが行き交い、 ロストラの灯台柱前で踊っている人々と彼らを見ていた人々、石の堤防 でくつろいでる人々やストリートの音楽家などでにぎわっている雰囲気です。
「なぜか今日は三脚をもって撮影に来た人たちが目につきます... ..ああ、そうだ! 私は月の写真をとりにここへ来たのだった!!」。 私は振り向きました。私の目の前、エルミタージュの上に月が出てきていました。
面白かったのは、月に気がついていない人たちが多かったということでした。
私は「見て、見てください!」と彼らに叫びたかったです。 そして、私は宮殿の広場に行きました。
そこにいる人々は、みんな月をながめていました。
だんだん月が小さくなっていきました。 それに雲も出てきました。
でも、私は聖イサク大聖堂の展望台に登ることにしました。
夏の季節には聖イサク大聖堂の展望台は夜にも機能しています。でも入場料は、昼間の2倍します。
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ちょっと怖くて、神秘的な雰囲気の夜でしたが、私が恐れていたのは、最後の電車に乗り遅れてしまうのではないか、ということでした。
どうにか最後の電車には間に合いました。
きれいな写真ですね。シャアしてくださりありがとう!Kiko
ReplyDeleteこんにちは!
Deleteもちろん、シャアしたかったです。一人でそれを見るのは楽しくありません。私と一緒にスーパームーンを見ていただいてありがとうございます!
夜のイサークからの眺めはとても神秘的ですね!
ReplyDeleteShigeo
こんにちは!
Deleteひさしぶりですね。私のブログを読んでいただいてありがとうございます!