毎年,夏になると,サンクトペテルブルグの郊外でいろいろ歴史的なフェスティバルが開催されます。これらのフェスティバルでは、いわゆる「歴史的再現」を行います。先日、私はそのような祭りの一つを訪れました。 それは中世初期を再現したフェスティバルがでした。お祭りは3日間続きました。残念な事に、私はフェスティバルの最終日に来てしまった為に、「戦士の戦い」などの主要なイベントを見逃してしまいました。
この中世初期のフェスティバルは、サンクトペテルブルクから約120キロの距離にある、歴史的な場所で開催されました。サンクトペテルブルグは基本的に若い街ですが、その郊外には古代、歴史がある場所もあります。その中にはスタラヤラドガという古代の村もあります。
その村はロシアの最初の首都だと信じられています。スタラヤラドガはヴォルホフというとても綺麗な川の岸に位置しています。今年の祭りはスタラヤラドガの対岸で行われました。 その場所の近くでヴォルホフ川はラドガ湖に流れ込んでいます。ラドガ湖はヨーロッパ最大の湖です。その祭りの名はラドガ湖にちなんで命名されました。
この祭りの目的は、中世初期の雰囲気を再現することです。 当時のロシアは国家としてまだはっきり形成されていませんでした。
その当時、バルト海からスカンジナビアの戦士(ヴァイキング)が領土拡張ためにこの地まで航海して来たりしました。 また、バルト諸国から商人や職人などが来たりしました。 それらの人々はヴァイキングとも呼ばれました。
ヴァリャーグからギリシャへの道というのをご存知かもしれません。 ヴォルホフ川はヴァリャーグからギリシャへの道の交易路の一部でした。 当時にはここに生命のいぶきがありました。
今年のフェスティバルでは9世紀ぐらいの沿岸にあった集落の生活を見せていました。
このフェスティバルでは当時の見本市やヴァイキングとロシアとの戦いやいろいろな古代の船や大道芸などを見ることができました。
8月にはヴィボルグの町で別の中世のお祭りがあります。私がそこに行けば、また書きます。
That's fantastic !! I think russian people have respect and admiration for their history. It's really fascinating historical event and when I visit russia, that's the must see place for sure !!
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