3 Nov 2019

モジャイスキー

日本でモジャイスキーの鉛筆画
ロシア人が日本で撮影した最初の写真を見つけようとしましたが、困難に遭遇しています。
おそらくこの写真が1853-1855年にプチャーチン外交使節団が日本に来たとき撮影されたでしょう。 
この外交使節団に参加した海軍士官A.モジャイスキーはカメラを持っていたことがわかっています。彼は日本に沢山のダゲレオタイプをしたようです。
しかし、 私がこれまでに 見つかっているのは彼の描いたいろいろな鉛筆画だけです。 彼は絵も得意だったのです。
彼が描いた絵々の中で、川路聖謨の肖像もあります。 これは肖像画ではなく写真だとする記事もあります。 でも私はそれを信じていません。 この絵は非常に現実的ですが、これが写真だった可能性があるのでしょうか?
川路聖謨/モジャイスキーの描いた絵

さらにモジャイスキーについての日本語の記事で(https://ja.wikipedia.org/wiki/アレクサンドル・モジャイスキー)
戸田村造船郷土史料博物館には日本最古の銀板写真であるモジャイスキーの肖像写真があると読みました。 本当でしょうか。 たぶん間違いでしょう。


ロシアの歴史ではアレクサンドル・モジャイスキーは有名な人物です。
しかし、彼はプチャーチン外交使節団と写真とは別のこと、1884年に飛行実験を試みた人物として知られています。
この切手にはモジャイスキー「世界初の航空機の作成者」と書かれています

私はこの実験が行われた場所の近くに住んでいます。 付近の駅は、彼にちなんでモジャイスカヤ駅と名付けられました。



モジャイスカ駅の近くに山から2018年に私が撮った写真:

そのほか、サンクト・ペテルブルクには、モジャイスキー記念軍事宇宙アカデミーがあります。

しかし、ロシア人の間では、モジャイスキが海軍士官だったということを知っている人はほとんどいません。 さらに、彼が最初の写真家の一人であることはほとんど未知の事実です。




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