聖イサアク大聖堂は世界で4番目に大きい大聖堂です。大聖堂はピョートル 大帝 の 守護聖人の 名前にちなんで名付けられました。
その大聖堂は四十年かかって建設されました (1818-1858)。工事が長い間かかったのは、ある伝説があります。
大聖堂の建築家のオーギュスト・モンフェランが占い師 から予言を受けたからだといううわさがありました。その予言は、「大聖堂の建築が終わると、モンフェランはすぐ死ぬだろう」というものでした。それで建築家は工事を意図的に長引かせたそうでした。そういうことは本当かどうか不明ですが予言が当たりました。
大聖堂を飾っている彫刻には面白い挿話 があります。 いろいろなキャラクターが聖イサアクの方
へ おじぎをして丁寧に挨拶しています。 その中には モンフェラン 建築家の彫刻もあります。でも誇り高い建築家はおじぎをしていません。皇帝はそれを建築家が自分の業績を誇示したいがためのものだと理解しました。 大聖堂の建設に際し 、皇帝は感謝の言葉も挨拶もなく建築家のそばを通り過ぎました。 その日に建築家は皇帝に無視されたことを非常に悲しく感じて病気になりました。一ヶ月後には彼は亡くなりました。
ロシア革命後は博物館になって大聖堂として利用しなくなりました。その時、大聖堂のドームに パリのパンテオンの例にならってフーコーの振り子を吊るしました。それは世界で一番長い93メートルの大綱に、54キロのおもりをつけた振り子でした。 1992 年代に解体されました。 今は博物館の保管場所に保存されています。ペテルブルクに住んでいる人々の多くは、まだ振り子のことを懐かしく覚えています。聖イサアク大聖堂は今も博 物館として存在し続けています。
聖イサク大聖堂の43メートルの高さの展望台は
http://tanushinpiter.blogspot.ru/2013/07/blog-post_28.html
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