20 Jul 2014

スタラヤ・ラドガ





サンクト・ペテルブルグの郊外要塞がいくつかがあります。
 先日数えて見ました; ヴィボルグの要塞、オレシェク要塞 (シュリッセリブルク)、Koporie、コレラ要塞 (シュリッセリブルク)、ラドガの要塞 (スタラヤ・ラドガ)
 サンクト・ペテルブルグに最も近い要塞はオレシェク(50キロの距離にある)です。
 そこにもうすぐ行く予定があるので、話します。

今日は、スタラヤ・ラドガについて話しましょう。
サンクトペテルブルクから約120キロの距離にあります。
現在、スタラヤ・ラドガは小さな村でありますが、古代ロシアでは重要な街でした。
私は毎年この村に行きます。それは、私の毎年の習慣になりました。

スタラヤラドガはとても綺麗なヴォルホフ川の岸に位置しています。ヴォルホフ川の岸は、ヴァイキングの歴史に関係があります。昨年、私はヴォルホフ川の岸で行われたヴァイキング時代 を復元するフェスティバルに行きました。スタラヤ・ラドガから遠くない場所で開催されました。http://tanushinpiter.blogspot.ru/2013/07/2013.html



古代にはヴォルホフ川はギリシャへの道の交易路の一部でした。当時、この当地に重要な交易都市が生まれました。

 2003年にラドガはその1250周年を祝いました。

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スタラヤ・ラドガに入ったら、最初に見た物は要塞です。


この要塞は、12世紀に建設されました、何度か再建されました。


2.
要塞の壁の向こうには、教会があります。ロシア北で最も古い石造りの建物の一つです。
聖ゲオルギイ教会
 教会の宝は12世紀に描かれた壁画です。



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要塞から村のメインストリートを少し歩くと、生神女就寝修道院があります (女子修道院)。


 是非その中に入ってみてください。
その中には通りから見えない教会があります。
生神女就寝教会
 要塞の聖ゲオルギイ教会と同じく12世紀に建てられたものです。その内にも12世紀に描かれた壁画の断片が残っています。

 ピョートル大帝は別の女性と結婚するために、最初の妻を修道院に送りました。彼女はここで7年間過ごしました。彼女が植えたシナノキは修道院の庭に今残っている言われています。

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修道院を出てメインストリートを進んでいくと、小高い丘の上に教会が見えてきます。


丘からの川の眺めは素敵です。

    白い石の階段を降りると、聖水と信じられている泉にたどりつきます。


丘からスタラヤ・ラドガの周囲にある3クルガンが見えます。

 それは古代の陵墓とされています。これは古代ルーシの支配者の墓だと多くの歴史家が信じています。
機会があれば、そのクルガンにも登ってみてください。
ここからスタラヤ・ラドガと川の眺め素晴らしいです。
記事の最後の写真はそのクルガンから撮った写真です。


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この丘の上にある教会は、メインのスタラヤ・ラドガの教会です。
現在の教会の建物は17世紀に建てられたものですが、ずっと昔はここにも修道院がありました。


その中にはペチカ(ロシアオーブン)がある素敵な部屋があります。



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村を離れる前にもう一つの修道院を訪れてください。

1240年設立されたニコルスキー修道院 (男性修道院 )です。。


現在見られる建築物は、16世紀に建てられました。

ニコルスキー教会 (17 世紀) と金口イオアン教会 (19世紀)
写真の左の建物道院の主な教会です。見ての通りまだ復元されていません。
写真の右にある教会(赤い建物)は、機能しています。

 修道院はソ連時代に機能していませんでした。マシン・トラクター工場がここにありました。
修復のため、今ここに住む修道士は少ないです。

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クルガンからの眺めです。








1 comment:

  1. 写真の風景がすばらしいです。

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