17 Nov 2013

日本・サンクトペテルブルグの秋。 小野雅楽会

I.
風邪と戦っていました。 長い間楽しみにしていた雅楽の演奏に行くために、こんなに沢山薬を飲んだせいでまた病気になるかもしれないと思っていました。でも、今は大丈夫ですよ。病気は治って、 コンサートに行きました。

これは私の日記です。


 コンサートの前に

その日、コンサートの時間より、 一時間早く着きました。時間を持て余して、今日と昨日のコンサートについて考えていました。 このような演奏を見るのは初めてです。私は今ここにいて、幸せです。
例えば、私が日本に旅行として来ても、このような演奏に訪れる機会がないかもしれません。
でも、サンクト・ペテルブルグにいてそれを聴く機会があるのは私にとって素晴らしいことものです。

 この街には 私以外日本文化に興味がある人が多いです。日本武術クラブ、アニメファンのクラブ、ここでは沢山の学校や大学でも日本語と日本文化を勉強しています。日本の文化関係あるイベントを訪れたい人がたくさんいますが、 そのような行事についてちょっと情報不足です。 ロッカールームで合気道クラブの女性と少し話していました。彼らは昨日のコンサートもあったことを知りませんでした。それを聞いてとてもビックリしました。私はラッキーだったので、昨日のイベントについても今日のイベントについても知っていました。
この二日は私にとって特別な日です。真鍋尚之さんのコンサートについての投稿に書かれた通りに、 また、 日本文化に直接に触れる機会だったので。

小野雅楽会

小野雅楽会は2013年の「日本文化の使者」という任務をして海外で演奏しています。日本文化の使者というプログラムは、 日本の文化庁によって作られました。このプログラムは、日本と様々な国との文化的なつながりを強化することを目指しています。
最初のコンサートは六人の雅楽家が演奏していました。 そして、雅楽の楽器を紹介していただきました。

 


  


 
 

 
 
 


次の日のコンサートは本格的な舞の演舞でした。











   



 

   その二日のプログラム自体は素晴らしい構成がなされていました。 私は2つの別々のコンサートとしてそれらを捉えることはできません。それらは互いに補完しあっています。 説明してみましょう。最初のコンサートで、音楽、歴史、楽器に精通することができます。その後、音楽家に行って、彼らと話して、そして彼らと一緒に写真を撮る機会をいただきました。正直言って、私のロシア人の友達は写真で音楽家と一緒に私を見ているとき、皆は信じられないのだと言います。 私もまだ信じられませんでも、鼻が高いです))でも、その時には、とても緊張していました。音楽家と一緒に写真を撮った後、すぐ逃げだすように立ち去りました。 私にとっても、そのことはまだ夢のようで、実際の世界ではないかのようです ・・
第二コンサートは日本のミステリーの世界に浸漬です。私は本当に日本のおとぎ話のような感じでした。現実の世界ではなくなっていました。 私は非常に感動しました。一方では、あなたは雅楽の演奏を直接見ていて、その神秘的な世界にいるような感じがしますが、この世界は神秘的なので、閉鎖されています。それは特別な世界です。 特別な人にとっての世界です。 私はそれがよく分かります。 
今それを見ているだけでも幸せです。でも、その演奏を見ていると、私の人生にも今は何かの特別なことが起こっていると感じていました。それは本当に、素晴らしい気分です。

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日本人の心は日本のような海に囲まれていますが。そして、日本文化は神秘的な力があります。
でも、今日はしばらくの間でも、日本文化の謎の世界にドアが少し開いていました。心からありがとうございました。


コンサートの前に。
このユニークな写真を私に撮ってくれた「小野雅楽会」の方に
本当に感謝しています。
                                    



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II.

ここからはプライベートな話です。私の心情と体験談しか書いていません。 私は女なので、 感情無しでは生きられません。
人間は明確なモチベーションしかわかりませんね。
私が日本の中に探しているものは何なのか考えているのですが、私の思いはまだ霧の中のようです。
しかし、 神秘的な演奏を見ていたとき、その答え一瞬私の頭をよぎました。

日本で探していたもの、またサンクト・ペテルブルグで見つけたようです。それは私が今経験しているこの感情です。この瞬間、この時間、この日、このサンクト・ペテルブルグでの日本秋というものはけっして忘れることができません。 これも私の人生の宝です。
                                                             
 家に帰る途中で

私は二回間違った電車に乗ってしまいました。駅の名前ほとんど聞こえなかったのです。気が狂ったと思わないでください。 大丈夫ですよ。ただ、しばらくの間実際の世界とつながりを失ったようです。 気持ちを落ち着かせ、立ち直らせるために、カフェに入りました。

 
「あなたは誰?」  今日、私はいろいろなロシア人と話していて、何度かこの質問を私の方へ聞きました。
私の場合、何答えればいいか。私は人々興味を持ってもらえるような何かを持っていない 。
「街を散歩している人」   笑
 でも、それは私の散歩の日記を読んでくれたlang-8の友達しかわからないかもしれません。

 私は興味を引き起こすものを持っていません。 ですが 、 特別な街に住んでいます。 ここでも、遠くて、海に囲まれている日本と会う機会があります。
なので私はハッピーです。

                                                                                *** 


ここまで読んでくれてありがとう。私の気持ちについて読むの面白くないかもしれません。分かっています。それでも、この文章も私の心を通り抜けたものなので、おかしいところがあっても、どうか笑わないでください。

 雅楽の話題に戻りたいと思います。どのようにその芸術を理解したかについて別の記事を書きたいと思っています。


                                                                                



7 comments:

  1. 小野雅楽会の方々が控室にいる写真はユニークですね!
    和風と洋風、過去と現在が一枚の写真に収まっています゜o゜
    たしかに、日本に住んでいてもこのような演奏会に行く機会は少ないです。(チケットは高いですし…
    写真を撮れる機会は稀だと思いますよ!
    ロシアで雅楽の公演が行われている写真を見せてもらえて良かったです。
    ありがとうございます。

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    1. Chihiro!
      lang-8にもここにも暖かいコメントをしてくれてありがとう!
      それは本当に珍しいイベントだった・・

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  2. hi, Tania! こんばんは!コンサートまでに風邪が治ってよかったね!あなたが見た雅楽の曲は、昔の中国の故事にちなんだ「壱越調」(いちこつちょう)だと思います。赤い服を着て仮面を被っているのは蘭陵王(らんりょうおう)といって、昔の中国のある国の王様です。蘭陵王はまるで女性のように美しい顔だったので、戦争のとき、兵隊の士気を高めるためにわざと怖い仮面を被って兵を率いたというお話です。この雅楽は、僕の住んでいる奈良の春日大社や京都の平安神宮などで毎年行事の度に催されます。広島の宮島の厳島神社でも行われていたのを、僕は見ました。日本では、奈良時代か平安時代にはすでに行われていたでしょう。日本の伝統行事をロシアの人々が見てくれて、お互いの理解が深まるのは素晴らしいことですね!

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    1. こんばんは! 育弘 ? 名前が書いてないですが、奈良に住んでいる日本歴史を教えてくれて友達は育弘だと思います。お元気ですか? 
      コメントありがとう!確かに、それは素晴らしいイベントでした。私はまだ under the impression...

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    2. Tania, おはよう!育弘です!上のコメントに名前を書くのを忘れていました。ごめんなさい。今、こちらは朝です。僕は一晩中卒業論文を書いていて、途中疲れたので一休みしてあなたにコメントしました!あなたのブログはいつも写真がきれいで楽しみにしていますよ!僕も奈良か京都で雅楽の舞台を観たら、写真を撮ってあなたに見せたいです。でも、日本では神聖な行事なので撮影禁止の場合も多いです。今回はあなたはラッキーですね!またメールを下さいね!お便り待っています。今から大学に行きます。行ってきます!お身体を大事にしてくださいね!

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  3. とても魅力的な記事でした。
    また遊びに来ます!!

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    1. やさしい言葉ありがとうございます!
      楽しみにしています!

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