ペトロパヴロフスク要塞

 ペトロパヴロフスク要塞はペテルブルグの最初の建築物であります。 その建設の始まった日はペテルブルグの創立記念日とされています。
当時、ロシアはスウェーデンと戦争をしていました。戦いの一つにより、ロシアはバルト海への出口を征服しました。 

その直後、要塞を建てることにしました。
そのため、当時の皇帝ピョートル1世は自分でネヴァ川の河口地域を精査しました。

ネヴァ川の分岐点の、海の近くに位置している小さな島は、 要塞を建てるために最適な場所として見えました。 要塞の建設を開始しました。


それは１７０３年の五月でした。その時からサンクト・ペテルブルグの歴史が始まります。

要塞が建てていた島のまわりに新しい都市が発展していきました。 


次いで、この街はモスクワの代わりにロシアの新首都になりました。

サンクト・ペテルブルグは、1918 年 までロシアの首都でありました。 


刑務所
 
当時の基準では、ペトロパヴロフスク要塞は軍事上の設備として完璧だっただそうです。 しかし、軍事上の目的で利用されたことは一度もありませんでした。
その代わりに、要塞は刑務所として使用されていました。

 最初の囚人は、当時のロシアの皇帝、ピョートル1世の息子アレクセイでした。父と息子の関係は、非常に悪かったようです。アレクセイは、自分自身の父親の命令によって拘引されました。 尋問や拷問の後、アレクセイは処刑されました。
多くの政治犯が要塞の刑務所に入れられました。要塞の刑務所から逃げることができた人はひとりもいなかったそうです。 囚人は、完全に隔離された状態でした。 作家ドストエフスキーは、その刑務所で8ヶ月間過ごしていました。




使徒ペトル・パウェル大聖堂

要塞の領地に位置しているピーターポール大聖堂はペテルブルグの象徴の一つと見なされています。今、ピーターポール大聖堂はペテルブルグでは最も高い建造物です。 高さは122.5メートル 。しかし、その建物はもうすぐ一番高いものとしての存在ではなくなります。 都市で高層ビルが建てられていますから。

現在
 
現在ペトロパヴロフスク要塞がある島はペテルブルグの中心部となっています。


ここには沢山博物館があります。

そして、ここは、 ロシア皇帝が埋葬されている所です。
刑務所の一部は現在も博物館として保持されています。 

要塞の壁の側に都市の砂浜があります。 

もう4月からここに光浴をしている人々を見られます:

水泳は、一月のイエスの洗礼の日には許可されます:)

 
もしよろしければ、その習慣についてここに読んでください。
  http://tanushinpiter.blogspot.ru/2014/01/2014119-this-post-is-still-under.html


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ペトロパヴロフスク要塞についてもう一つの記事があります。
http://tanushinpiter.blogspot.ru/2014/07/2.html