24 Mar 2013

血の上の救世主教会


公式名はハリストス復活大聖堂ですが、血の上の教会(Church on Spilt Blood)の名称でも知られていま す。  その教会は世界遺産にも登録されています。1907年に建てられました。
1881年に、その所ではロシアの皇帝アレクサンドル2世が暗殺されました。その事件の追悼として建設された教会です。皇帝が倒れた場所と池垣部分は教会の遺物です。ここでは殺された皇帝に敬意を表して儀式だけ行われていました。
その教会は死後の永遠の生命の象徴として建てられました。そのため、その歴史が悲しい事件を伝えているにもかかわらず、聖堂の外観は明るく楽天的に見えます。 
 旧ソ連時代は1930年に新政府の命令で教会が閉鎖されました。1941年に新政府は教会を破壊しようとしましたが戦争が始まることで取り壊しは果たされませんでした。
1941年大祖国戦争中ペテルブルグがナチスに包囲されていた間に,その建物は霊安室として使用されていました。
 現在は、長い間の復元後、その教会が博物館になっています。1997年から市民に公開されました。 
その教会はロシアのモザイクアートの最大の記念碑です。内部は壁、柱やアーチは全てモザイクで出来ています。

                                     




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